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【Free!DF】3話感想 シドニーの磁場は歪み、東京は未来に飛び込めない【異国のフィストスイム】

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※注意※
Free!DF放送分のネタバレを含みます。スターターブックや雑誌インタビュー等の内容に言及することがあります。

 

リアルタイムで生きるFree!のある夏、人生1周目。


予想はしていましたがやはり躁鬱がひどいです。メンタルがジェットコースター。今週はまだマシな方なのですが、3話放送のあった先週は放送前になぜかナーバスが極まって激しく落ち込んで全然仕事になりませんでした…。今週はココスチャレンジを言い訳に水曜日お休みにしちゃった…。もうほんとポンコツです。社会人生活の危機。

そんな時に復活したイワとびちゃんねる(第1回)を聞いていたら、キャストのお二人が「この先への不安が爆発して不満に変わってナーバスになってるキャストもいる、スタッフの立場でそうなるのはなかなかないことだけど、それだけみんな思い入れが強い」「ナーバスになるほど心が動かされるってことは、それだけ集中してたり好きだったり思い入れがあるっていうこと」っていう話をしていて、なんだか救われた気持ちになりました。

(さすがキャストが先陣きって愛を拗らせている作品Free!…)
そして、そのナーバスになっていたキャストの1人が平川さんであることも放送内で明かされていて(笑)、もう 平川さーん!!!!泣 っていう気持ちでした。

思わずナーバスになるほどの平川さんの怜ちゃんへの愛情と思い入れを、お守りのように胸に抱いて私もがんばる…。(なにを?)

自分でもなんでそんなにナーバスになっていたのかよくわからなくて、それが1番つらくてここ2週間いろいろ考えたので、今回は3話感想をさらっと、その後に現時点でのモヤモヤをとにかく自分のために書き殴ります。
そしてスッッッキリとした気持ちで4話を迎えたい。なのであまりモヤモヤしたくない方はどうか後半を飛ばしてください。

 

  • 3話「異国のフィストスイム」

「フィストスイム」という単語を調べてみると、手をグーにした状態で泳ぐことを指すようです。自由形ストローク改善なんかに使われる練習方法らしい。フィスト…とくると凛と宗介お決まりの、こぶしをコツンと合わせるフィストバンプが何となく連想されるけど、そこと絡ませたい意図もあるのかないのか??

公式からも「イメージビデオ」と称された松岡凛のアナザースカイin Sydney 映像はヤバヤバのヤバでしたね…。凛ちゃんの実家って和風の作りだし、帰国してからは寮生活だから自室も子供部屋のままの雰囲気が色濃いじゃないですか。

鮫柄学生寮の部屋は家具も決まってるしそんなに物置けないし、だからせいぜい凛は綺麗好きなんだなってことくらいしか今までわからなかったけど、一人暮らしの部屋って、部屋ってなるともーーーーーーーー!!!!


もうインテリアから何から調理器具から食器からオシャレ調味料まで何から何まで凛が自分のセンスで選んでるってことじゃないですか??!!!このベッドもこのソファもこの照明も(下手したらこの物件自体を)凛が選んだんだ!!!って思ったらなんかもう萌えすぎて体中の水分が沸騰する。
マンションもベッドやトースターもすでに特定されていましたね。(このベッドちょっと欲しい。)マンションはシリウスビルディングっていう名前も素敵ですよね。シリウスの意味を調べると、Free!における松岡凛みがすさまじい。
しかもちゃんと片づけて綺麗にしてる。愛ちゃんからもらったお守りと、鮫柄リレーチームの写真も置いてる。うわーんママー!!!!(泣)

しかも!!!遙だけじゃなく凛もキッチンに立つときエプロンする系男子だったー!!!!(泣)
なんなの…かわいくないですか??18歳前後でマイエプロン持ってる系男子とあんまり今まで知り合ってこなかったからなんかすごくかわいく思える。ちゃんといただきますもするし、朝食食べる時にちゃんとランチョンマットまでひく系男子だった。
ゴリゴリの体育会系18歳男子、ランチョンマット買おう、って発想になる????ねぇ??!!

 

京アニおじさんたちの夢と希望が松岡凛には詰まってる。


そしてこのシーン、加藤達也さんの音楽も最っっ高だったので、本当にありがとうございます。この先10年は生きていける栄養を3話からいただきました…(泣)
凛ちゃんの美麗キャプが国境を越えて1万ふぁぼとかされて「omg !!!」「Venus !!!」とか言われててわろたよ。
凛は公式で美形設定のキャラだから作画にものすごく気を遣う、ってこれまでのTVシリーズでも作画スタッフさんに言われてたけど、まさにそんな気迫を感じる神作画でした。


ウィニーとも仲良しだったし、凛ちゃんきっとオーストラリアのわんことは相性がいいんだろな~。
ところで凛ちゃんの収入源はどうなっているのかがとても謎です。海外のクラブチームに所属するってお給料は出るんですかね?むしろ指導を受けているので払う側?それこそ賞金が出るレースとかで勝たない限りはまだ実家の扶養なのかな。この先はスポンサー契約とかしちゃうんですかね。メディア映えするから実力面で注目さえされればきっとよりどりみどりですね!

そして、凛と夏也の出会い。
前回の感想で、夏也と凛を繋げるのは天才の采配と書いたけど、正直、いろいろ消化が追いつかない3話でした…。

swinging-stars.hatenablog.com

 

夏也は競泳選手として世界を目指しているわけではないんだ、っていうのも軽く衝撃でした。郁弥の抱える孤独には、もしかしてそのことも関わっているのかな。一緒に世界を目指す仲間でありライバルでもある存在の有無。夏也が最初から好きな時に自由に泳ぎたい、というタイプだったのか、それとも原案ハイスピやアスリートなんとかブックでも匂わされているように、競泳の実力としては夏也<郁弥である事実に突き当たって、どこかで方針を変えたのか、その背景も気になる。

そして御子柴先輩には結構生意気な口をきく印象がある凛だけど(1期の印象が強いのかもしれない)、出会ったばかりの夏也にはとっても敬語だったしふにゃふにゃだった…かわ…チョロ…。
おしかけられたら全然そのまま部屋に泊めそうな松岡凛でしたね、これは松岡凛過保護勢におこられるやつ。

そして一番衝撃だったのは、更新された3話あらすじにも書かれていたけど、凛が夏也に虎一さんを重ねたこと。

えっ???!!!なんで??!?!

っていうのがもう、個人的にものすごーくザワザワします。虎一さんのことって、凛にとってはその生き方においても追いかけている夢においても絶対に切り離せないものすごく大きな存在だと思っているので…。
(その辺りこのエントリーに書いた)

swinging-stars.hatenablog.com

 

一瞬だけ入った、虎一さんがトロフィーをもった凛の頭をくしゃくしゃ撫でているシーン。
これ、今までに一度もなかった新しいシーンですよね(たぶん)。凛の声が入っていたし、このシーンはこの後また出てきそうな気がする。
これまでのイメージだと、虎一さんが凛に水泳を教えている描写はあってもこういう大会のシーンはなかったから、凛が大会でトロフィーもらうくらい上手くなる時期まで、一緒にいられたんだなぁって思うと涙が出そうです。劇場版の設定集とかスタッフトークによると虎一さんが亡くなったときの凛は7歳ということなので、その時期にはもう凛はすっかり水泳が得意だったんだね。
夏也との会話中にこのシーンが意図的に重ねられたということは、凛は虎一さんと夢について何らかの会話をしたことがおそらくあって、その時のやりとりを想起する何かがきっとあったってことだよね。
その会話ってこれまで語られることがなかった新しい要素だから、とてもドキドキします。
虎一さんと夏也が重なる要素っていったいなんですかね。

 ・メダルを目指すだけではない水泳との向き合い方
 ・強くなりたい理由があるけど、それはメダルを獲るためではない(自分ではない誰かのため?)

「郁弥のことを話す夏也の横顔に、凛は父の面影を感じる」みたいなことが更新されたあらすじに書いてあったけど、そうするとやっぱり、郁弥と夏也の関係になにかを重ねたのかな。凛はいっしょに世界を目指してほしくてなかば強引に遙を同じ道にひっぱりこんだくらいだから、特に思うところがあるのかな。
でも桐嶋兄弟の関係が、虎一さんと凛の関係に重なってくる要素ってこれまで語られてきた中では現状ないと思うから、何かあるのならそれはDFで初めて語られる部分なんだろうな、と思います。ミハイルコーチが言っていた、夏也が大事にしているもの、というのも関わってきそうですよね。

ただ虎一さんが凛に水泳を教えたのは凛自身がやりたがったからだし、ずっと凛の意志が先立っていたイメージなんですよね。凛に世界に行ってほしい、って積極的に望んだりするのかなぁ?

自分が叶えられなかった夢を子供に託す親っていうのが個人的にあんまり得意じゃなくて。叶えられなかったのは自分の事情なんだし。しかも虎一さんは自分の意志でそれを選ばなかったわけだし。だから凛がお父さんに憧れて、その夢を叶えたいと思うのはわかるけど、親の側が望むべきものでは本来ないと私は思う。
ただそれって、遙にもっと広い世界で泳いでほしい、と望む凛や真琴やみんなの想いと、なにがちがうんだろうね。凛に夢を託す宗介の想いと。(ただ7歳の凛ちゃんはまだまだその実力も未知数な子どもだ、っていうことは言える。)

それから、夏也の口から語られた郁弥のアメリカ留学時代。
郁弥はきっと、アメリカでの練習中に溺れかけた時に、チーム解散依頼初めて心からの孤独を感じたんだろうなぁと思った。まだ遙たちとチームでいた頃、遙のように泳ぎたくて夢中で練習して、溺れかけても遙が助けてくれて、目を覚ましたら仲間に囲まれていた時との違いを重ねてしまって、今はひとりだ、と痛感したんじゃないかな。

身体よりも心へのダメージが大きかった、というのはきっとそういうことだよね。でも、映像を見るとこのとき郁弥を助けているのは日和なんだよね。助けてくれた人はこのときもいたのに。これはきっと郁弥が気づかなければいけないことだし、OP映像の日和に人魚(?)の尾ひれのシルエットがカットインしていることとも関係がありそう。溺れる、助ける、助けてくれた人を勘違いする、っていうあたりは、人魚姫に出てくるモチーフでもある。人魚姫は結末だけを取り上げると悲恋の話だったりするのでこのあたりもざわざわします。(一方、人魚のモチーフは遙とも関連が深いしOP映像でも青い人魚なんですよね…。っていうか尾ひれしか見えないから厳密には人魚なのかわからないのだけど。)

「また1人だ、誰も助けてくれない…だったら僕は」っていう3話冒頭の郁弥のモノローグ。
だけど本当にずっと1人だったの?っていうことだよね。原案ハイスピでも郁弥はちょっと不安定なところがあるけど、やっぱり夏也に一度突き放されていることが根底にあるんじゃないかなぁって思ってしまう。
郁弥が本当に向き合わなければならない問題はハイスピメンバーとの間にあるものというよりも、夏也との関係、それから日和とのことなんじゃないかなぁって思ってしまうのです。転校したら疎遠になる、とか学生時代には普通にあることだし…。

郁弥の仲間を強く求める気持ち、本質的な孤独感はもともと夏也が植えつけてしまったものだと私は思うんですよね。郁弥がそんなに心配なら、夏也はシドニーで道場破りみたいなことしてる場合じゃないよ…。日和くんを使って遠隔チェックしたりして…。あいかわらず身内には不器用な男だなぁと思う。
このあたりがどうもハイスピの世界観と接続していない気がしてむずむずする。


最後に、現時点でモヤモヤしていることや、今後に向けて気になることを少しだけ吐き出してもいいでしょうか…。
あとから見返したらアハハハそんなこともあったね!!!!って笑い飛ばせるんだろうなぁと思いながら、むしろ今しか書けないこんな感情もそれなりに大事に残しておこうと思います(笑)

 

・尺足りなくないですか??????(泣)
もう何よりこれです。というかすべてのモヤモヤはここに帰結するといってもいい(笑)尺足りる?!っていうそれがもう一番胃が痛い。もちろん素人がこんな心配するのもおこがましいくらい、練りに練られてストーリーの全体が構成されているのだと思う。それはもちろんわかってる。(特に河浪監督はそういう綿密なつくり方をしそう。)

ただ、贅沢病だとわかっているけど、3期で見たいものがあまりにもありすぎて!キャラが増えている分、ただでさえ配分が難しいのはわかる。だけど、未来に踏み出して世界の舞台を目指す遙と凛はもちろん、岩鳶、鮫柄の新チームやきっとあるだろうメドレーリレー対決も見たいし、宗介の未来については3期でも最も重要なトピックスのひとつだと思ってるし、それにTYMで立ったいろんなフラグの回収(TYMで初めて登場したキャラたち、岬くんや宇佐美くんもきっとまた出てきますよね!??)
夏也と尚、凛と宗介の対比や、真琴と凛の電話や、旭と怜ちゃんの再会や…。

そんな中、次はもう4話。早くも3分の1。作中での時期はまだ春先、郁弥との和解もなかなか進まない。日和くん、絶対いい子だと思うんだけど、彼が今のところイラつかれてしまいがちな原因のひとつに、役回り上ストーリーを停滞させているように見えてしまうせいというのもあると思うんですよね。焦らしプレイもいいんだけど、まだ推しがほとんど出てきてないんだけど?!!って方も多いだろう中では余計にストレスが溜まる側面があるのでは。
早く日和に挽回のターンがくるといいなぁ。絶対いい子なのに。ここまでの役回りの割に合うだけのエピソードが用意されていると信じてるよ!!
っていうかもう4期をやりましょう!!!!!!!(これですべて解決☆)

 

・未来にいつ飛び込みますか??!!!
今のところメインがどうしても過去の回想に寄っている感じがして、私はもしかするといま一番これにモヤモヤしている。もちろん郁弥とのことを解決しないといけないのはわかるし、これが劇場版から張られていた伏線であることも明白だし、キービジュアルやOP映像からもDFでそれなりに大きなテーマとして扱われることはわかってる。(OPで郁弥は涙をこぼしているし、1期・2期の凛ちゃん理論でいくと本編でもきっと泣くでしょう。)

ただ、ほんとに自分勝手な主観だけでいうけど、過去のあれこれについてはできれば早めにカタをつけて、郁弥も含めてみんなで未来に踏み出してほしい。その先でぶつかる新しい悩み、新しい関係性を私は少しでもたくさん見たい。過去の思い出のあれこれを掘り返して再整理するよりも、置き去りになっていた想いはちゃんと解決したうえで、そのうえで彼らにはめいいっぱい競泳で戦ってほしい。だから語られなかった過去のあれこれが次々に出てくるここまでの展開に、ちょっと穏やかでいられないのかもしれない。作中でも出てきている言葉だけど「今を生きる」!!!これが大事だよ。今を生きようよ~!(涙)早くDive to the Futureしよう。

この感覚、少数派なのかなぁ。最終話手前まで当分もめつづけるんでしょうか…。それだとかなりつらい。ストレスを溜めて溜めて最後でいっきに解放してカタルシスを迎える、っていう展開は1期ですでにやったことなので今もう一度やる意味とは?って思っちゃうんですよね。遙を筆頭に、彼らはちゃんと2年分成長したのだから、向き合うべき問題も、解決の仕方もこの年齢にふさわしい、新しいものであるべきだと思うんですよね。


・アスリートとして本気で世界を目指す姿を少しでも多く見たい
高校生の部活動としてではなくて、世界大会やオリンピックの舞台を競技者として本気で目指していく遙と凛とおそらく郁弥。その道の中で新しくぶつかる壁って絶対にあるはずだし、代表枠争いは熾烈だし、そこにはいろいろなドラマが山ほどある。それを指導者を目指す立場から見る真琴にだって新しく感じるものが絶対にあるはず。

Free!を好きになってから、実際にインカレの試合や日本選手権を観に行ったりするようになって、目の前で日本代表が決まるところや五輪壮行会や円陣やワンパを見たりして、日々SNSで更新されるトビウオジャパンの練習風景や海外遠征、代表合宿、オフでもわいわい仲良く遊んでいる姿なんかも見て、日本代表を巡るドラマを山ほど目にして感動してきたこともあって、3期ではそういう世界に向かっていく遙や凛が少しでも見られるのかもしれない、って勝手に思っているんですよね。それがとてもとても見たいのです。(彼らにはまだ代表入りできるほどの実力がそもそもないのかもしれないけど)

※3期ティザービジュアルの(おそらくは日本代表ジャージを着ていると思われる)遙がもう本当に涙が出るほどど真ん中で、宗教画として毎日崇めている。

TM約束のOPラストの未来に向かって歩いていく遙と凛のカットが本当に好きで、ああいう眩しい世界が心底見たいです。
なので今は、過去に壊れた絆を繋ぎ直すまでに1クールまるまるかかったらどうしよう??!!というのが正直本当に不安。


・1期でやったことをもう一度やる必要はあるのか
前述したことですが、過去に壊れた絆を繋ぎ直す、をメインテーマとするのは1期でもうすでにやったじゃないですか。なのでそこからさらにキャラクターたちが成長している3期でそれをやる意味ってあるのか?っていうのをすごく思います。16歳の凛が抱えていたものと、18歳の郁弥が抱えているものは違うし、乗り越えなければいけないものも、周囲で支えてくれる人のあり方も違う。

1期では中1の冬の事件が遙と凛の双方にとって大きな傷になっていたので、(ノベライズや劇場版を経た今思うのは、どちらかというとむしろ遙の方がトラウマが深かったように思う。)最終話のリレーは、凛だけではなくて遙を救うためにもあったことがわかるし、あの時怜は自分を犠牲にして凛だけを救ったわけではなくて、過去のメドレーリレーにとらわれている遙を、そして間接的には真琴と渚も含めて救ったんだと思っている。あの時、本当に心が折れて水泳をやめてしまいそうだったのは、凛というよりもむしろ遙の方だったのではないかと思えるから。
怜を突き動かしたのはきっと自己犠牲精神ではなくて、自分が思う最高に美しい景色の為に、そして自分が岩鳶水泳部の仲間と最高のリレーを泳ぐ未来のために、能動的にあの選択をしたのだと私は信じてます。

ただ郁弥のことは1期のそれとは性質がちょっと違って、相互に傷になっているというよりは、どこか一方的な構図になってしまっていることも気になる。郁弥が抱えた問題について、遙は本質的には悪くないし、凛はさらに間接的な存在で、そこを今後どう扱っていくのかがわからなくて怖い。
郁弥はきっとハイスピリレーメンバーだけではなくて、日和やさらには夏也とも向き合わなくちゃいけないんじゃないかと思う。そしてこの件は別に遙と凛のせいということでもない。というか誰のせいっていうようなことでもないですよね、これって…。
なのに、中1の冬のことにさらに踏み込んでいくのだとしたら…。


・「遙と凛」「遙と郁弥」の対比
2話が特にそうだったんだけど、意図的に過去シリーズのセリフやシーンと被せた演出がありながら、同時に「同じではない」という描かれ方をしている気がしてそこがどうにも気になって怖いです。
考え過ぎなのかもしれないけど。「遙と凛」「遙と郁弥」の関係はもちろんそれぞれ違って、でもこの対比を描くんだとしたらそれはそれでどういう描き方をしてもどこか残酷な一面をはらむ気がして怖い。いい落としどころって何なんだろう…。凛と郁弥はこの先どういう関係になっていくのか興味深いです。何話くらいで出会うんだろう。(あんまりタイプが合わなさそうだけど、妙に仲良くなったらそれもなんかかわいいな)


・凛がDFで虎一さんを回想する意味とは?
3話でかなり気になったのはここです。まさかDFで虎一さんが出てくるとは。遙にとっての中1冬の事件、凛と虎一さん。もしかしてESですでに進む道を選択した遙と凛までも、「何のために泳ぐのか?」を再度問い直されるフラグなんだろうか、っていうのがちょっと思ったことです。遙は自由形にこだわる意味を謎のおじさんに問われたりもしていたので…。それとも虎一さんのことは凛と桐嶋兄弟を結びつける要素としての意味合いにすぎないのかな?謎です。


・遙がずーっと思い悩んでいる感じがしてつらい
2017年に何十回も劇場版を見すぎたせいかもしれないけど、なんかもう七瀬くんはずーっと悩んでいる気がする(笑)。その泳ぎにみんなが憧れて、惹きつけられて…という宿命を背負ってしまった人間はつらいですね。ただの人になりたいと思う気持ちもわかるかも(笑)
せっかく新生活始まったんだし、もうちょっと明るく突き進んでいけたらいいんだけどな…。旭にはそんな方向へみんなをひっぱる光のスイマー的役割を期待していたりしたんだけど、郁弥のことについては意外に腰がひけ気味ですよね。
は~~0話のノリが恋しい。コメディパートめちゃくちゃ欲してます。後輩組たちが恋しい。
御子柴百太郎くんにおおいに期待!!!!!

 

最後に、モヤモヤでもなんでもないただの叫び。

・真琴と宗介が電話してるのめちゃくちゃかわいい!!

離れても繋がっている、を体現する絆になっていてかわいい。宗介が人の輪から切り離されることなく過ごしていてうれしい。凛にはなかなか手紙も書けないのに真琴と普通に電話している宗介よ…(笑)まこちゃんのナチュラルボーン人たらしコミュ力はさすが。

 

・凛の1人では叶えられない夢

お父さんの夢から自分の夢へ、そして自分一人ではなくて遙と叶えたい夢へ。とってもよくばりんちゃんで最高です!!でも実際にこういった夢を公言している某選手もいるのでリアルです(笑)。そして遙の方も、TYM4話で「個人的な問題…?!ふざけるな!!」と凛に詰め寄ったくらいには、2人で目指す夢だと思っていてくれるのではないかなぁ。

どうしよう!4話まで30分きっちゃったよー!!ということで滑り込みエントリーでした。
こんな長文いったいだれが読むんだろ…。

 

 

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