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【Free!DF】1話・2話感想 今しかできない今後の予想をしてみる

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 ※注意※

Free!DF放送分のネタバレを含みます。スターターブックや雑誌インタビュー等の内容にも言及することがあります。

 

Free!1期の放送が2013年夏、
Free!-Eternal Summer-(2期)の放送が2014年夏。

TVシリーズの放送が終わって半年が経つ2015年の春、突然足をすべらせてプールに落ちてそのまま上がってこれなくなった私にとってはFree!TVシリーズがリアルタイムで放送される初めての夏です。
もう、この人生で初めての体験。人生一周目みたいな気持ち。

 

2018年夏、世界は謎にキラキラしているし気を抜くと走り出しそうだしすぐに涙が出そうになる。
情緒不安定なほどFree!にどっぷり、寝ても覚めても夢の中でもFree!な夏を過ごしてます。

衝動的にプールの底に転がり落ちた3年前からいつかいつかと夢見てきた夏を今まさに過ごしているなんていまだに信じられない。
もう隅から隅まで味わい尽くしたい。

そんなわけで1期も2期もそれぞれ一夜で朝までぶっつづけ連続視聴した私には一度もできなかった体験!
次回どうなるのかわからない状態での各話感想を書くよ!
ちなみに明日の夜には東京で3話が放送されてしまうので2話までの感想を書くには今日しかないよ!!!
(前置きが長い)


※今さらですが「Free!ってなによ」って方はこちらをご参照ください。

 

df.iwatobi-sc.com

 


「Free!-Dive to the Future-」放送直前特番「今からでも分かる『Free!シリーズ』」

 

Free!のOP・EDについてはちょっと思い入れが深すぎるので別に分けて、1話・2話まとめての感想です。

 

Free!DF1話・2話感想

1話は大宮先行上映イベントで見ていたのもあって、何とか気絶せずに見届けることができました。
(初公開だったOPとED映像で軽く気を失ったけど)
3期はより群像劇になる、と話していた河浪監督の言葉通り、これでもかってくらい情報量満載な1話。
少し話が逸れるけど劇場版シリーズのOP映像の作り方を見てても河浪監督は1つの画面に多くの情報を盛り込むのがうまいし好きそうだなって思う。

・東京、岩鳶、シドニー、各地に散らばる主要キャストたちの現在、初公開情報を見せながら今後への伏線を張り巡らし
Free!の軸になる遙と凛の関係性を言葉ではなく「距離を超えて共に泳ぐレース」という演出で見せて
・さらには遙と真琴が旭に再会して郁弥に思いを巡らせ、新人戦を迎えるというストーリー展開も進める

 

(しつこいけど)ものすごい情報量!

 

これは確かに1話で旭にさくっと再会しないとこの先の話が進まないですよね…納得。
遙と郁弥もとりあえず2話で一旦の再会。

3期では世界を目指して戦っていくわけだし語られている通り群像劇なので、凛の救済までにまるまる1クールをかけた1期と同じ速度では完全にパンクすると思います。

(1期は最終話での凛の涙がカタルシスの頂点になる構成だった…)

 

OPには明らかに世界のライバルらしき選手たちが登場しているし、宗介!宗介の未来をとにかく描いてもらえないと暴動が起きる!!!!(涙)

郁弥の話が思ったよりも早くに出てきたのでもしかしてこの問題にも早々にカタをつけて未来に向けてスタートを切るのかな?とも思ったのですが…

(過去に向き合い絆を繋ぎ直す、を1クールかけてやってしまうと1期と同じだし何より新章としてスタートを切った大学生編、Dive to the Futureなので個人的にはやっぱり過去に囚われるばかりでなく、みんなでそれぞれ未来に向かっていく姿がより見たいです。TM約束のOPラストのイメージみたいな…。思い出すだけで泣ける。)

3話は凛と夏也のシドニー組メイン回になりそうということで、河浪監督はもしかしてTYM方式で3期を進めていくのかなと思いました。

つまりいくつかの物語が絡み合いながら並行して進んで、後半でいっきに収束するようなイメージです。

特別版Free!-Take Your Marks-でも
・遙と真琴の東京お部屋探し
・岩鳶高校水泳部の新入生勧誘ビデオ制作
・凛と宗介の退寮までの時間with鮫柄学園水泳部


みたいないくつかの時間軸が並行して流れて順番に収束して最後に一同が会する構成だったのですが、それと似たような感じで3期序盤でいくつかの課題編の提示(郁弥問題を含む)、並行して絡み合いながら物語が進み、後半で順番に収束、ラストで未来へ向かっていく、みたいな感じかなぁと…。

なんとなくこういう複数のテーマを並行させる構成、監督が好きそうな気がするんだけど。
と、シナリオ構成も演出もなーーーーんにもわかっていない素人が言うだけ言ってみました(笑)ぜんぜん違うかも(笑)

ただ3期は本当に盛りだくさんだと思うので軸をどこに置くか強弱は大事ですよね…
最終回までハイスピリレーチームの解散問題をひっぱってしまうとDive to the Futureする時間が足りないのでそれはないのではないかなと思うんだけど、どうかなぁ。
ただOP映像を見るとまちがいなくメインテーマではあると思います。

OPを見ると遙の最大のトラウマ、中1の冬の踏切映像のインパクトがすごい。

Free!ノベライズでも追加情報が肉付けされ、劇場版で心象風景が映像化されたこの過去をDFでどの様に扱ってくるのか今から震えています。
だって、TM約束の冒頭で、別にあえて描かないでおくこともできた虎一さんの海難事故の様子をあの形で映像化した河浪監督ですよ??!泣
7歳の凛ちゃんが電話をとったんですよ…残酷すぎるよ…初めて映画館で見た時、「まさか本当にこれを映像にしてしまうの…」って震えて震えて気絶しそうでした。

(って書くと誤解を受けそうですが約束の新規シーンについては本当に感謝している松岡凛推しです)

 

これは相当ヤバいものが世に放たれる可能性があると思う。
むしろDFを見据えて劇場版ではチラ見せだったのではとすら思う。退部届とか。
今からそれなりの覚悟を決めておかないといけない。


遙によくなかった点があるとしたら、それは別に水泳をやめたこと自体ではない。
なんで水泳をやめるのか何も説明しなかったことですよね。

TM絆の「なんで何も言ってくれなかったの?」「なんで水泳やめるんだよ…」っていう郁弥の言葉がすべてだと思う。

もしも遙が郁弥に言うべきことがあるとしたら「水泳をやめてごめん」ではないし
なんで水泳をやめたか、なんでそれを言えなかったか、しかないじゃないですか。
真琴にも誰にも言えなかったあの時の遙にそれを求めるのは酷だけど、今の遙が言える言葉ってそれじゃないですか。
2話でも「黙って水泳部をやめ」たことを遙は謝ったし。肝心の理由は言いかけたまま最後まで言わせてもらえなかったけど。

その「なんで」に迫るってものすごいことだと思う。
遙と凛が絆を繋ぎなおした状態で始まる3期であえてそこに触れにくるんだ…っていう。
でもたしかにそこは今まで一度も明確に語られなかった部分なんですよね。

2話を見てからずっと考えていたのですが、もしかして監督は本当に本気でここを掘り下げてくるのかもしれない、
2017年6月に発売されたノベライズもそれを見据えたものだったのかもしれないって本当に怖くなってきて。

 

SNSでも少し話題になっていましたが、2話の遙と郁弥のシーン、やっぱり意図的にいくつかの過去シリーズのセリフや構図と被せられていたと私も思います。
比べてどうこう言うのはちょっと…みたいな意見も見かけましたが、たしかにシーンや演出を取り上げて比較してage、sageするのはよくないと思うものの、構造として対比されていることは明らかだと思う。そもそもTM絆の冒頭で遙自身が「あぁ…同じだ」って言っているので。

だからこれから何が描かれるのかが本当に怖い。
Free!って時に残酷じゃないですか。
ストーリーが残酷ということじゃなくて、キャラクターが本当にそれぞれの人生を生々しく生きている作品だから。
だから生きていくうえでの残酷な一面もどうしても切り離せずに描写されてしまうというか。

誰も永遠に高校生ではいられないし、全員がずっと同じ道を行けるわけではない。
誰かがリレーのメンバーに選ばれるということは選ばれなかった子がいるわけで、表彰台のてっぺんも1つしかない。
夢が叶わないことも、大切な存在を失うことも、気持ちがすれちがうこともある、それでも悩んでもがいて考えて進んでいく、という世界じゃないですか。

遙はなんでプールに足をつけないんだろう。

河浪監督はもしかして私が思っていた以上に遙と凛にとってお互いがどういう存在なのかを掘り下げるのかもしれないし、これまでも明確に本人の言葉で語られてきた凛→遙についてだけではなくて、遙→凛も掘り下げてしまうのかもしれない。

 

DF1話冒頭で1期1話の「十で神童、十五で天才、二十歳すぎればただの人」のセリフをわざわざひいてきているのも気になる。しかも真琴が「そういえばハル、昔(1期)言ってたよね、早くただの人になりたいって。今でもそう思ってる?」ってわざわざ問いかける。

あの時ただの人になりたがっていた遙は、自分がいっしょに泳いで勝ったことで凛が傷ついて、去っていってしまったことにショックを受けて、水泳もやめて浴槽に沈んでいた遙なんですよね。ここをあえて引いてくるというのは…。


だけど、すべてのキャラクターへの愛情が深い監督なので、あんまり心配はしていないというか。というかあのEDを見るともう不安も吹き飛ぶというか(笑)


対比の構造は確かにあるけど、それぞれが抱えているものも、その想いへの向き合い方も、周囲で支えてくれる人も、そこから導き出す答えもみんな違うから。
16歳の凛が抱えていたものと、18歳の郁弥が抱えているものは全然違うから。

そして今のところ最も救われる必要がありそうなのは遠野日和くんに思えます(笑)
日和は相当キーパーソンなんだろうと思う。DFに不可欠な役回りとして生まれたキャラクターだと思うので。
郁弥が何かにケリをつけて前へ進むときに、最も大きな役割を果たすのはもしかして日和なのではないかな…。(あともしかしたら夏也。個人的には早く旭に圧倒的光のスイマーっぷりを発揮してほしいんだけど)
郁弥のそばに日和がいる、ということがDFではとても意味を持つのではないかという気がしています。現時点では。

なのでそういう意味でも1期のような構造とはまたちがうんじゃないかな。
そしてこの先がわからない今しかできないので、予想します!(笑)
郁弥はたぶんDFのどこかで遙とおそらくはフリーかなにかで対決をしたうえで、自分の意志でスタイルワンとして個人メドレーを選びなおすんじゃないかなぁ。
根拠は特になくて、なんとなくそんな気がしただけです(笑)OPの郁弥はブレを泳いでるし直近の表記でも専門種目はブレってなってるんですけどね…。でも郁弥が個人メドレーを泳いできたことがムダじゃない未来があったらいいなぁって思うんですよね、なんか。
TM約束で山崎解説員が言っていた、郁弥が世界を目指す凛の壁になる発言がどうしても気になっているのでもしかしたらそこの対決には凛も何らかの形で絡むのかもしれないけど。
自由形の代表枠(※100m、200mなど各種目ごとに基本2枠)を3人で争うとかになったらこころがしぬ。


は~~~~~~~考えてると心臓がつぶれそうになってきたので癒し成分が欲しい~~~~モモちゃーん!!!!笑


3話はシドニーメイン回ではということでまた違った意味で身の危険を感じてます。
どうしよう~~~シドニーで顔面偏差値MITとスタンフォードが邂逅してしまうよ~~~磁場が狂う~~傾国顔VS傾国顔で南半球が沈んでしまう~~

 

1期の時に凛は公式で美形設定、男性キャラで凛にだけ下まつ毛描いてるって公式本で読んだ時から勝手にFree!における男子の下まつ毛は公式で美形の証、って思ってるんですけど、その下まつ毛を備えた男その1がシドニーに来ちゃったよ~~~!!!!

夏也がシドニーにinってもう最高に天才な発想ですよね。

今のところ接点のない凛と郁弥を繋ぐパイプにもなり、中学生のころの遙の退部と凛を繋ぐこともできるし、TYMでフラグが立った夏也と尚、凛と宗介の対比にも持っていけるんですよ…これ以上ない配置。

そもそも凛ちゃんが年上の男性と絡むだけでも心臓が止まりそうなくらい最高なのですが??!!(あの子は確実に年上に弱いよな)ていうか夏也先輩ぜったい「凛」って呼びそうじゃないです???!!

そして遙と凛、それぞれがお互いのかつての先輩(部長)の後輩になるというシンメっぷりがもーーー最高じゃないですか…万が一ですよ??!御子柴先輩と遙が凛ちゃんの話とかうっかり本編でしてしまったりしたらわたしはもう…もうMURI

 

「東京とシドニーを結ぶ奇跡のストリームライン」とやらもそろそろ明らかになるよね?ミハイルおじさんと黒髪おじさんがきっと関係するんだよね??


何かのインタビューで横谷さんが凛は自分で朝食を作ったり仲間とディナーに繰り出したりシドニー生活を楽しんでる、って話してて、それだけでも瀕死だったのにそこに夏也が絡んでくるかもなんてもうムリofムリ…。


ここが松岡凛のアナザースカイ、シドニー

 

今から身辺整理します。

 

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↓分野ごちゃまぜになると思いますが、もしよければお願いします